ヤブミョウガ(藪茗荷)

2024年6月27日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

 

神奈川県横浜市にある
天皇森泉公園でボランティアをしています
青い鳥です(*^-^*)

 

今年6月下旬から咲き始めた
ヤブミョウガ

 

せせらぎの木陰で涼しげな
白い花をたくさん咲かせてくれました。

 

秋には実がなり、
10月の今、黒っぽい実をつけています。

 

ヤブミョウガについてご紹介します。

 

 

ヤブミョウガ基本情報

 

●科名・属名:ツユクサヤブミョウガ

●生活型:林内の湿気の多いところに生える多年草

●花期:8~9月

●高さ:50~90cm

●分布:本州(関東以西)、四国、九州、沖縄。中国

 

果実は球形となり、青藍色に熟す。

葉がミョウガに似て、やぶに生えることからこの名がある。

 

(夏の山野草ポケット図鑑より)

 

実で増えるほか、
地下茎を伸ばしても殖え、
群生します。

 

 

ヤブミョウガの花

2024年6月27日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

 

ウィキペディアによると、

5月頃から発芽し、
8月になると茎の先端から花序を
まっすぐ上に伸ばし、
白い花を咲かせます。

 

花には両性花と雄花があります。

 

両性花は白い雌しべが目立ち
雄花は黄色い葯の付いた雄しべが目立ちます

 

白い雌しべが目立つのが両性花
黄色い雄しべが目立つのが雄花

 

花の構造は、
花弁が 3枚
萼も白く 3枚
雄しべ 6本
雌しべ 1本

花冠の直径は8mmほど。

 

一日しかもたない一日花です。

 

 

ヤブミョウガの実

 

花が終わると初秋にかけて
直径5mmほどの球状の実をつけます。

 

2024年7月25日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

実のなり始めは、
花と同じ白い実です。

 

2024年7月25日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

 

だんだん緑色になります。

 

実の周りにある白いのは
萼でしょうか?

 

2024年7月25日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

熟すと濃い青紫色になります。

 

10月の今、
濃い青紫色の実だけになっています。

 

***

 

2024年は芽出しを観察していませんでした。

 

花が咲いて初めて
ヤブミョウガに気づきました。

 

来年は芽出しや葉っぱにも
注目してみようと思います。

 

また涼やかな白い花が
たくさん咲くのを楽しみに
待ちながら・・・

 

豊かな自然に感謝🌟

 

 

天皇森泉公園のホームページはこちら。

www.tennoumori.net

 

参考資料:ウィキペディア