
今年からボランティアを始めた田んぼ。
この夏、
田んぼで除草作業をしていると
カラフルできれいなイトトンボたちに
たくさん出会いました。
まるで田んぼの宝石のような
イトトンボたちに魅了されました。
最初は何トンボかわかりませんでしたが、
生き物マスターさんたちに教えていただき
見分けがつくようになりました。
来年の夏にまた出会ったとき
何イトトンボかわかるように、
覚え書きをまとめておこうと思います。
田んぼで見かけたトンボは、
水色と黄緑、オレンジ色の
イトトンボでした。
それは、
の2種類のイトトンボでした。
アオモンイトトンボ

上がオス、下がメス
アオモンイトトンボ基本情報
●大きさ:29~38mm
●見られる時期:4~11月
●分布:本州、四国、九州、南西諸島
平地~丘陵地の池沼や水田で見られます。
アオモンイトトンボのオス

翅胸が青色~緑色で、腹部第8,9節の青色が目立つ。
腹部第8,9節はしっぽの方です。
アオモンイトトンボのメス
メスの体色には大きく分けて2種類あります。

アオモンイトトンボは未成熟なときは
オレンジ色です。
メスは
- オレンジ色→緑褐色~濃褐色に変化するタイプ(異色型)
- オレンジ色→オス同様の体色や斑紋に変化するタイプ(同色型あるいはオス型)
の2通りに変化していきます。


異色型はメスだ!とわかりますが、
同色型はどうしてオスとメスが
わかるのでしょうか?
それを見分けるには、
お腹のところをよく見ます!
オスのお腹は膨らんでいて、
黒っぽい毛が生えています。

一方、メスはお腹が膨らまず
白っぽい毛が生えています。

これで、アオモンイトトンボの
オス・メス・未成熟なときの見分けが
つきます。
アジアイトトンボ

上がオス、下がメス
アジアイトトンボ基本情報
●大きさ:24~34mm
●見られる時期:4~11月
●分布:全国
平地~山地の池沼や水田で見られます。
アジアイトトンボのオス

翅胸は緑色で、腹部第9節の青色が目立ちます。
アジアイトトンボのメス
未成熟メスは赤~オレンジ色です。

成熟すると緑色になります。

アオモンイトトンボ同様、
アジアイトトンボも
オスのお腹は膨らんでいて、
黒っぽい毛が生えています。
メスのお腹は膨らんでおらず、
白っぽい毛が生えています。
羽化したてのアジアイトトンボ

ある日、珍しい色合いのイトトンボと
出会いました。
お腹が膨らんでいるので
オスだとは思うのですが・・・
何トンボなのかな?と思い、
生き物マスターさんに聞いてみました。
答えは、
羽化したてのアジアイトトンボ。
トンボをはじめとして、
羽化したての個体は図鑑に
載っていないことが多いそうです。
新種のトンボなのでは?と
問い合わせがくるもののほとんどが、
羽化したてのものなのだそうです。
ここから色が変化していくのですね!
無事に大人になってほしいものです(*^-^*)
アオモンイトトンボとアジアイトトンボの未成熟個体の見分け方
未成熟個体はオレンジ色の
アオモンイトトンボと
アジアイトトンボ。
同じオレンジ色でも
どこが違うのでしょうか?

アオモンイトトンボは
第2節背面中央より後が黒色。

アジアイトトンボは
第1~2節背面は黒色。
背面が全部黒いのが、アジアイトトンボ。
背面の胸に近いところがオレンジ色なのが、
アオモンイトトンボです。
アオモンイトトンボとアジアイトトンボのオスの見分け方

第8節背面が水色~青色。

第9節背面が水色~青色。
しっぽが青いのがアジアイトトンボ。
しっぽが黒くてその前が青いのが、
アオモンイトトンボです。
アオモンイトトンボとアジアイトトンボの写真集
ここからはアオモンイトトンボと
アジアイトトンボの写真集です。
どちらか見分けながらご覧ください!


未成熟個体





衝撃的だったのはこの写真!

オスのお腹から何かが
ぶら下がっています。
なんだろう?と思っていました。
生き物マスターさんに見せたら、
「メスの体がぶら下がっている」
とのこと。
「きっと交尾の途中で、
何か天敵に食べられてしまった
のではないか」ということでした。
鳥肌が立ちました💦
交尾の途中も危険がいっぱい
なんですね💦
メスにそんなことが起こっているとは
知らないオスは・・・
時々メスの体をしっぽ?で触って
確認していました。
***
30mmほどの小さなイトトンボ。
今年の夏の田んぼ作業は、
きれいなイトトンボたちに癒されました。
来年もイトトンボたちに
出会えるのが楽しみです(^^♪
豊かな自然に感謝🌟
参考文献
