毎月第一火曜日に開催している
天王森泉公園の生き物観察会。
野の花苑、弁天坂から見晴らしの丘につづき、
whispering-of-trees.hatenablog.jp
whispering-of-trees.hatenablog.jp
くわくわ森で見られた
生き物についてご紹介します。
植物
アキノタムラソウ(秋の田村草)

今、森のいたるところで
涼しげなバイオレットブルーの
お花をのぞかせてくれています。
シソ科のお花なので、
シソにそっくりです。
ツルニガクサ(蔓苦草)

地上の見た目には
ツルは見当たらないのですが、
地下に匍匐茎があるのだそうです。
ハエドクソウ(蝿毒草)


毒があり、ハエトリ紙に
使われていたそうです。
植木ペディアによると、
全草に硝酸カリなどの毒性があり、この根を煮詰めて作った液をウジ虫退治に用い、紙に染み込ませて蝿取り紙を作ったことから、蝿毒草と呼ばれる。別名はハエトリソウ、ハエノドク、ハイドクソウなど。
ハエトリ紙…
昔おばあちゃんの家で見ました。
蝿がくっついているのを見たくなくて、
怖いな~と思っていました。
今ではハエトリ紙も見なくなりました。
ハエトリ紙を作っていた会社は、
その技術を使って、今や
マスキングテープの会社として
知られているそうです。
同じ技術でも、
ずいぶんオシャレなものに
生まれ変わりましたね!
ゴンズイの実

6月にも観察したゴンズイの実が
こんなに大きくなりました。
少しだけピンクっぽく色づいてきた
ところもあります。
また来月も観察したいと思います。
ヒトツバハギ(一つ葉萩)

コミカンソウ科ヒトツバハギ属の落葉低木。
コミカンソウみたいに
かわいらしい丸い実がなり始めていました。
ナツミカン(夏ミカン)

南広場の近くに植えられています。
アゲハチョウ科の蝶の幼虫が食べる
食樹として植えられています。
あまり食われている葉はなさそうです。
ミニミニ夏みかんがなり始めていました。
シオデ(牛尾菜)の実

森のアスパラガスといわれるつる性植物。
先月は花が咲いているものが多かったのですが、
今月は実になり始めていました。
ウマノスズクサ(馬鈴草)

南広場にジャコウアゲハの食草として
植えられています。
ウマノスズクサなんて、不思議なネーミング。
牛の首につけるカウベルのような馬具で
馬鈴というものがあるそうです。
牛と同じように、馬を見失わないために
つけるものなのだとか。
その馬鈴に実が似ているのだそうです。
ウィキペディアによると、
日本国内ではめったに結実しないそうですが…
見てみたいですね。

花を正面から見るとこんな形!
ウマノスズクサには毒があります。
そして、独特な香りがあります。
ジャコウアゲハは毒草を食べるので、
鳥などに狙われないそうです。
なので、とても優雅に羽ばたくのだとか!
私はまだジャコウアゲハを見たことがありません。
ジャコウアゲハも見てみたいです!
ノウタケ

ホコリタケ科
ノウタケは腐葉土の多い場所や庭園、各種林内の地上に群生します。
成熟したものは無数のシワが頭部全体に出る事がある為、名前の通りの脳のような形状になります。
食べ方:汁物など
見つけたノウタケは
無数のシワはないので、
まだ若いキノコなのでしょうか?
脳みたいなキノコ見てみたいです。
食べられるキノコなのですね!
食べてみたいような…
怖いような…
ヤブラン(藪蘭)

森で作業をしているとき、
このきれいなお花が目を引きます。
昆虫
エゴノキハヒラタマルタマフシ

先月、オトシブミを見たエゴノキ。
そのオトシブミのある枝の葉っぱに、
何やら丸いものがくっついていました。
虫えい(虫こぶ)です。
エゴタマバエという虫がつくった
虫こぶです。
オオスズメバチ

働きバチは2.7~4.0cm
雄バチは3.0~4.5cm
女王バチは4.0~5.5cm
役割によって大きさが違うそうです。
美味しそうにコナラの樹液をなめていました。
ササキリの幼虫

森にもいました!
ササキリの幼虫。
今回の観察会では、
野の花苑・弁天坂でも見ました。
つるんと輝く赤い体と
黄色っぽい顔がかわいくて目立ちます!
エサキモンキツノカメムシ

野の花苑でも見かけた
エサキモンキツノカメムシ。
きれいなカメムシで、
カメムシ=臭くて嫌な虫
という概念が覆りました!
ハグロトンボ雌

野の花苑ではオスのハグロトンボを見ました。
オスは体がメタリックな
ブルーグリーンで、
メスは体が黒です。

羽を開いたところ
今年はハグロトンボが多いそうで、
たくさん見られています。
オオフタオビドロバチ

●大きさ:10~21mm
●出現期:5~10月
●分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄

特徴は、
黒色で、腹部に2本の黄色い帯を持つハチ。
頭部、前胸部背板などに黄色班がある。
トビハムシの一種

約5mmの大きさ。
小さいです(;^_^A
ムナキルリハムシか?と
思われましたが、
後脚の腿節が太いので
トビハムシの仲間
ということになりました。
この辺りには
ムナキルリハムシの食草である
ヤナギ科・カバノキ科の植物や
スイバは生えていないので、
ムナキルリハムシではない!
という話にもなりました。
虫については1年生の私。
何の虫か同定するのに、
こんな風に考えていくのか~と
とても勉強になりました。
虫マスターのみなさま
ありがとうございます!
キボシカミキリ

●大きさ:14~30mm
●出現期:5~10月
●分布:北海道・本州・四国・九州
桑やイチジクの葉や樹皮を食べるカミキリムシ。
この辺りは昔、養蚕が盛んでした。
天王森泉公園の館も
昔、紡績工場として使われていました。
この辺には、たくさんの
キボシカミキリが住んでいたかもしれませんね。
ムラサキシラホシカメムシ

野の花苑でも見かけた
ムラサキシラホシカメムシ。
野の花苑では、逃げ足が速くて
後ろ姿でしたが…
南広場の葉っぱの上でじっとしていました。
レトロな雰囲気の
小さなカメムシです。
エンマコウロギ幼虫

●大きさ:23~32mm
●出現期:8~11月
●分布:本州・四国・九州
幼虫は雑食性で様々な虫や植物を食べます。
ササキリといいエンマコウロギといい、
小さいときはかわいいですね!
***
その他にも、タマムシが飛んでいるのを
見かけました。
高い木の葉っぱにとまりました。
メタリックに輝いてかっこよかったです!
7月の生き物観察会~田んぼにつづく。
天王森泉公園のホームページはこちらです。