7月の生き物観察会~野の花苑

毎月第一火曜日に開催されている
天王森泉公園の生き物観察会。

 

9時~15時くらいを目安に

・野の花苑
・弁天坂から見晴らしの丘
・くわくわ森

お昼休憩を経て、
・田んぼ
境川遊水地

と生き物を見ながら回ります。

 

好きなところから参加できます。

途中で抜けることもOKです。

 

かなり自由な観察会で、
生き物に詳しい方々がたくさん
参加されます。

 

生き物のことを知らなくても
知っている方々からいろいろなことを
教えていただけます!

 

天王森泉公園付近は、
自然が豊かでたくさんの生き物が
見られます。

 

自分一人ではなかなか
見つけられない生き物も、
詳しい方々が一緒だと
いろいろな生き物たちが見つかります。

 

7月2日に行われた生き物観察会の
野の花苑で見られた生き物をご紹介します。

 

いつももりだくさんすぎて
紹介するのが追いつかないので、
今回は名前と写真程度にしたいと思います。

 

 

植物

植物が咲いている場所は
こちらの地図から確認することができます。

野の花苑の地図

 

 

フウセンカズラ(風船葛)

 

館前庭のグリーンカーテンになっています。

 

 

風船のようなかわいらしい実がつきます。

 

さらに風船の中にはハート形の種ができます。

 

 

モッコク(木斛)

 

 

館前庭にあります。

 

ふんわりと甘い香りが漂ってきました。

去年は見なかったので、
実も楽しみです。

 

 

オトギリソウ(弟切草

 

石垣下に咲いています。

 

 

ハナゼキショウ(花石菖)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

とても可憐なかわいらしいお花です。

この季節、草に覆われて
見落としてしまいそうです。

 

 

ハンゲショウ半夏生

 

ハンゲショウの花

・せせらぎエリア
・広場右

に咲いています。

 

 

ミズヒキ(水引)

ミズヒキの花のアップ
まだ開ききっていませんでした

 

・石垣下
・せせらぎエリア
に咲いています。

 

夏から秋に咲く花というイメージですが、
もうすでに咲いています。

 

 

フシグロセンノウ(節黒仙翁)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

去年よりも株が増えて、
たくさんの花を咲かせてくれています。

オレンジ色の花が緑に映えて
夏らしいきれいなお花です!

 

 

チダケサシ(乳茸刺)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

お花は淡いピンクできれいです。

 

 

 

センリョウの花(千両)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

花はとても素朴です。

冬の赤い実もきれいですよね!

 

 

ミズタマソウ(水玉草)

 

・せせらぎエリア
・裏門下
に咲いています。

 

ミズタマソウのお花のアップ

 

実は花が咲いているときからあるのですね!

 

初めて見たとき、
あまりのかわいらしさに
感動してしまいました(^^♪

 

 

ヤブミョウガ(藪茗荷)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

木陰に映える白いお花が風に揺れる姿は
とても涼やかです。

 

 

カリガネソウ(雁金草)

 

・せせらぎエリア
・裏門下
に咲いています。

 

 

キツリフネ(黄釣船)

 

せせらぎエリアに咲いています。

 

 

カワミドリ(川緑)

 

広場に咲いています。

 

 

紫色っぽいお花と
白っぽいお花があります。

 

 

コムラサキ(小紫)

 

広場に咲いています。

 

 

アキノタムラソウ(秋の田村草)

 

裏門下に咲いています。

 

 

キキョウ(桔梗)

 

・石垣下
・広場
に咲いています。

 

 

昆虫

ヒダリマキマイマイ

 

タツムリ
でんでんむし
この二つの呼び名しかないと思っていましたが…

 

〇〇マイマイという呼び名が
正式名称なのだそうです。

 

このマイマイは殻が左巻きなので、
ヒダリマキマイマイです。

 

 

ムラサキシラホシカメムシ

 

年期の入った銅に白い鋲が
打たれたようなレトロ感漂う模様のカメムシ
というのが私の第一印象。

 

 4.5~5.5㎜の小さなカメムシです。

 

 

マメコガネ

 

日本在来種のコガネムシの仲間。

 

8~15㎜ほどの大きさ。

 

農作物を食い荒らす害虫とされています。

 

鳥などに食べられないように、
後ろ足を上げていることが多いそうです。

 

 

ハグロトンボ雄

 

体長57~67mm。

オスは体がメタリックな緑色で
とてもきれいです。

 

普通のトンボの飛び方と違い、
羽をパタパタと羽ばたかせながら飛びます。

 

 

エサキモンキツノカメムシ

 

色合いが美しく、
背中のハート模様がかわいいカメムシ

 

生き物に詳しいHさんによると、

ツノというのは肩のところの
とがった部分がツノのようだからだそうです。

 

ミズキの木に卵を産みます。

 

幼虫の時は羽がないそうで、
一齢幼虫になるまでメスが守るそうです。

 

 

ツバメシジミ


野の花苑の常連さんです。

 

先月の生き物観察会の時も
お会いした蝶です。

→ 6月の生き物観察会の時のツバメシジミ

 

 

トラマルハナバチ

 

山や森で5~10月にかけて見られるハチです。

 

自然が豊かな場所でしか見られない
ハチなのだそうです。

 

 

ササキリの幼虫

 

人生で初めて出会ったササキリの幼虫。

 

アニメの絵になりそうな
あまりのかわいらしさに
ファンになってしまいました(*^-^*)

 

生き物に詳しいHさんによると、

幼虫の時は赤いのだそうです。

この写真のササキリは初齢幼虫。

大人になるまでに、
5~6回脱皮します。

 

バッタとササキリを見分けるポイントは、
ササキリは触覚が長くて
バッタは触覚が短いところ。

 

幼虫と成虫の違いは、
幼虫のうちは羽がないのだそうです。

 

 

タケトラカミキリ

 

大きさ15㎜くらいのカミキリ。

私にはもっと大きく見えました!

 

竹を食べることと、
虎のような模様から名前が付けられたそうです。

 

きれいな写真を生き物に詳しい
Oさんが送ってくださいました。

ありがとうございます!

 

 

 

***

 

7月の生き物観察会~弁天坂から見晴らしの丘につづく

whispering-of-trees.hatenablog.jp

 

 

天皇森泉公園のホームページはこちらです。

www.tennoumori.net