神奈川県横浜市にある
天皇森泉公園でボランティアをしています
青い鳥です(*^-^*)
10月の今、野の花苑では
コウヤボウキの花が咲き始めました。
このページでは、
コウヤボウキについてご紹介します。
コウヤボウキ基本情報
●和名:コウヤボウキ(高野箒)
●科名・属名:キク科コウヤボウキ属
●生活型:山林の日当たりのよいところ、すこし乾燥した林内によく見られる落葉小低木
●花期:9~10月
●高さ:60~90cm
●分布:日本の関東地方以西の本州、四国、九州
古名はタマボウキ
和名の由来
和名「コウヤボウキ」は、和歌山県の高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。
玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、正月の飾りなどにもされた。
正倉院にある宝物の一つである子日目利箒(ねのひのめとぎぼうき:儀式用の玉飾りの箒)はコウヤボウキを材料としたものであることがわかっている。
(ウィキペディアより)
コウヤボウキの花
9~10月に、今年出た枝の先端に
一つずつ花を咲かせます。
花の大きさは直径1cmほど。
頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。
ピロピロが縮んでいるのと
伸びているのがあるみたいで、
ユニークな面白いお花です!
コウヤボウキの木と葉
60~90cmの高さになる落葉小低木の
コウヤボウキ。
根元からたくさんの枝が出ている姿は、
草のようにも見えます。
葉は本年枝について互生し、幅広く卵形。
前年枝の節に束生する葉は細長い。
冬には葉を落とし、枝の実が目につく。
写真の葉は幅広い卵形なので、
写っている葉はみな本年枝に
つく葉のようです。
コウヤボウキの実
果実は痩果で冠毛がつき、風にのって散布される。
冠毛の長い果実は冬でもよく残っており、風当たりの弱い場所では春まで残っている。
果実も観察していこうと思います。
***
天皇森泉公園では、10月31日現在
野の花苑で花を咲かせています。
くわくわ森のコウヤボウキは、
花は咲いていませんでした。
森でも花が見られたらいいな!
と思います。
豊かな自然に感謝🌟
参考資料:ウィキペディア