コウヤボウキ(高野箒)

コウヤボウキの花
2024年10月25日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

 

神奈川県横浜市にある
天皇森泉公園でボランティアをしています
青い鳥です(*^-^*)

 

10月の今、野の花苑では
コウヤボウキの花が咲き始めました。

 

このページでは、
コウヤボウキについてご紹介します。

 

 

コウヤボウキ基本情報

●和名:コウヤボウキ(高野箒)

●科名・属名:キク科コウヤボウキ属

●生活型:山林の日当たりのよいところ、すこし乾燥した林内によく見られる落葉小低木

●花期:9~10月

●高さ:60~90cm

●分布:日本の関東地方以西の本州、四国、九州

 

古名はタマボウキ

 

 

和名の由来

和名「コウヤボウキ」は、和歌山県高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある

玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされ、正月の飾りなどにもされた

正倉院にある宝物の一つである子日目利箒(ねのひのめとぎぼうき:儀式用の玉飾りの箒)はコウヤボウキを材料としたものであることがわかっている。

ウィキペディアより)

 

 

コウヤボウキの花

 

9~10月に、今年出た枝の先端に
一つずつ花を咲かせます。

 

花の大きさは直径1cmほど。

 

頭状花は筒状花のみ十数個からなり、白い房状、長さ1.5cmほどで、花弁は細長くてよじれる。

 

ピロピロが縮んでいるのと
伸びているのがあるみたいで、
ユニークな面白いお花です!

 

 

コウヤボウキの木と葉

2024年10月25日 天皇森泉公園
野の花苑にて撮影

 

60~90cmの高さになる落葉小低木の
コウヤボウキ。

 

根元からたくさんの枝が出ている姿は、
草のようにも見えます。

 

葉は本年枝について互生し、幅広く卵形。

前年枝の節に束生する葉は細長い。

冬には葉を落とし、枝の実が目につく。

 

写真の葉は幅広い卵形なので、
写っている葉はみな本年枝に
つく葉のようです。

 

 

コウヤボウキの実

 

果実は痩果で冠毛がつき、風にのって散布される。

冠毛の長い果実は冬でもよく残っており、風当たりの弱い場所では春まで残っている。

 

果実も観察していこうと思います。

 

***

 

天皇森泉公園では、10月31日現在
野の花苑で花を咲かせています。

 

くわくわ森のコウヤボウキは、
花は咲いていませんでした。

 

2024年10月31日 天皇森泉公園
くわくわ森にて撮影

森でも花が見られたらいいな!
と思います。

 

豊かな自然に感謝🌟

 

 

天皇森泉公園のホームページはこちら。

www.tennoumori.net

 

参考資料:ウィキペディア