シロハラ

シロハラ基本情報

  • 和名:シロハラ(白腹)
  • 目名・科名:スズメ目・ヒタキ科
  • 学名:Turdus pallidus
  • 大きさ:約25cm
  • 時期:冬鳥10月~5月

 

シロハラが見られる場所

  • 平地から山地の林
  • 樹木や植栽地の多い公園
  • 果樹園
    などで見られます。

 

こちらの白腹は2024年2月11日に
天王森泉公園で撮影したものです。
水を飲みに清流に降りてきたところです。

シロハラの行動

越冬中は一羽で生活していますが、
秋の渡りの頃には群れで行動します。

 

シロハラの食性

シロハラ雑食性です。

跳ね歩きながら、
落ち葉の下や土中からミミズ類
昆虫類の幼虫などを採食します。

秋から冬には木の実も食べます。

 

シロハラの見た目の特徴

シロハラの名前の通り、
お腹が白いのが特徴です。

鳥はオスの方がきれいと言われますが、
シロハラは、オスとメスでほぼ同じ色です。

あえて言えば、メスはオスよりも
全体的に淡色だそうです。
そして、はっきりとしない眉斑があります

写真の白腹は眉斑があるので、
メスだと思われます。

 

シロハラの生息地

シロハラ渡り鳥です。

日本で見られるのは、
10月~5月の間なのだそうです。

それも、雪の積もらない低地
見られるそうです。

 

冬に日本や朝鮮半島、中国で越冬します。

そして5月頃になると、
中国東北部からロシア沿海地方に帰り、
繁殖します。

図鑑には広島県長崎県対馬
繁殖記録がある。と書かれていました。

 

シロハラの鳴き声

図鑑によると、
飛び立つときに「ツイ―」
と鳴くそうです。

警戒声は「ジュジジジ」
「ビビビ・・・」
とけたたましく泣きます。

繁殖期のオスは
「チョチョ―ピピョピピョジュリリ」
とさえずりますが、
語尾の「ジュリリ」は小さいそうです。

シロハラに似ているアカハラ
さえずりより、澄んだ声に聞こえる
そうです。

 

天王森泉公園の野鳥観察会の時は、
人が近づくと
「ククク」
「コココ」と警戒して鳴く
と教えていただきました。

そう教わったからか?
「ククク」「コココ」と
鳴いているように聞こえました。

清流で水を飲んで木の枝に
飛び立つ時は、
特に鳴き声はしませんでした。

 

鳥の鳴き声を言葉にするのって
難しいですね。

鳴き声も観察していきたいと思います。

 

 

参考文献