かわいいエナガちゃんに出会いました!

昨日はとってもかわいい
エナガちゃんに出会いました!

まるでモデルさんのように
カメラ目線でポーズを
決めてくれました。

 

エナガの基本情報とともに
ご紹介します。

 

 

かわいいモデルのようなエナガちゃん

「チュルリ♪ ジュリリ♪」

エナガの声が聞こえてきて、
どこにいるの?と
声のする方角を探すと、
2羽のエナガが忙しそうに
木の枝から枝へと飛び回っていました。

「わ~!エナガちゃ~ん!」
と声をかけると・・・

1羽のエナガちゃんが
こちらを見てくれました。

 

ん?私の写真を撮ってるの?

それからは、
まるでポーズを取るように
しばらく同じ枝にいてくれました。

はい!決めポーズ☆

「きゃ~!かわいい!
もっとよろしく~!」

え?もっと???

どんなポーズがいいかな~?

おすましポーズ(^^♪

カメラ目線じゃないおすましポーズはどう?

「いい!いい!
どんなポーズもかわいくて最高!」

え?そう?
じゃあもう一度、決めポーズ☆

「決めポーズかわいい!」

思い出しちゃったんだけど…
今、朝ごはんの途中なの!
じゃあ行くね!

「バイバ~イ」と2羽で
遠くの木へと飛んでいってしまいました。

 

めちゃくちゃかわいいエナガちゃんでした。

また出会えるといいな~(^^♪

 

エナガの写真を撮ったのは、
天王森泉公園です。

 

エナガのしっぽが丸くカーブしている理由

3月のこの時期、
エナガは繁殖の時期です。

 

樹皮やクモの巣などで
丸いドーム状の巣を作るのだそうです。
(日本の野鳥より)

 

その巣の中に入っているうちに
長いしっぽが丸くカーブして
しまうのだそうです。
(野の花会のFさんからの情報)

カーブしたしっぽもかわいいでしょ?

どんな家なんだろう?と
調べてみました。

 

MISAWAのサイトに絵付きで
巣の作り方が詳しく載っていました。

エナガは、古い桜の木の
枝別れしたところに、
ガのマユの糸で
コケなどをドーム状にまとめ

中にたくさんの羽を入れた断熱効果の高い
巣をつくります。

こんもりふくらんだドーム状に
することで、
カラスなどの外敵は
桜の木のコブと勘違いし、
巣の存在に気づかないのです。

 

中にたくさん羽を入れた巣。
気持ちよさそう!
寝転んでみたいですね!

 

エナガのまぶた?アイリング?

アップに耐えられない私の写真で申し訳ないですが・・・

写真を見ていて、
エナガの上まぶたのようなクリーム色の
部分が魅力的だな~と思いました。

 

まぶたなのかな?と思って
調べてみました。

 

結果は、よく分からず・・・
まぶたなのではというのと
アイリングなのではというのと
ありました。

 

気楽にとり(鳥&撮り)歩きさんの
ブログでは、エナガの目元を
アップにして検証しています。

その写真では、上だけではなく
ぐるっと目の周り一周、
クリーム色のものが見えます。

目の周り一周あるので、
まぶたではなく
アイリング(囲眼輪(いがんりん))
かもしれませんね。

 

エナガの基本情報

  • 和名:エナガ(柄長)
  • 目名・科名:スズメ目・エナガ
  • 学名:Aegithalos caudatus
  • 大きさ:全長約14㎝
  • 時期:1年中見られる(留鳥)

 

エナガが見られる場所

日本では北海道から九州までの、

  • 平野部から山地の疎林や森林
  • 市街地の公園
    などに広く見られます。

 

エナガの行動

冬にはシジュウカラコゲラヤマガラ
メジロなどとともに混群をつくって
行動します。

 

巣立ちの後はいくつかの家族が集まり、
大きな群れをつくって行動します。

 

混群をつくる理由について、
以前、「ダーウィンが来た!」で
やっていました。

だいぶ前の記憶なので、
間違えていたらごめんなさい。

 

混群をつくるとそれぞれの鳥の
得意なところを生かし合えるのだそうです。

その結果、

  • 敵が来た時に発見しやすくなり逃げやすくなる
  • エサを見つけやすくなる
    というメリットがあります。

鳥たちは、それぞれ鳴き声(鳥語)が
違います。

そこで、
子どもの時にみんなで集まって
言葉の教室が行われるそうです。

エサを見つけた時は、こう鳴く!
天敵を見つけた時は、こう鳴く!
というのを、それぞれ鳴いて
教え合っていました。

人間でいえば、外国語講座みたいですよね。

 

この回の「ダーウィンが来た」を観て、
鳥たちの世界は、すごいな~と思いました。

こんなふうに協力し合っていて・・・
見ていて感動してしまいました!

 

時々、他の鳥たちがエサを食べている時に、
見張りの鳥が、「天敵が来たよ~!」と
鳴いて、他の鳥たちが逃げたすきに
エサを横取りしたりすることもあるそうです(笑)

でも、やり過ぎると「まただ」と
みんな逃げなくなってしまう。
と言っていました。

ピーターと狼」の話は、人間界だけでなく
鳥の世界でも同じだったのですね(笑)

 

人間が知らないだけで、
動物も鳥も昆虫も植物も、
それぞれの言葉があって、
人間以外はそれを知っていて
コミュニケーションを取って
いるのかもしれないな!と思いました。

 

エナガの繁殖

春早く繁殖を始めます。

繁殖期になると巣をつくります。

繁殖期にはコケを集めて木の枝に球形の巣をつくり、外側にクモの糸でウメノキゴケを貼りつけ、内部には鳥の羽兎の毛などを敷くという凝りようです。
(サントリーの愛鳥活動より)

巣にウメノキゴケを貼りつけて
周りから分からないように、
自然になじむように仕上げる!
そんなテクニックを使うのですね~。

 

エナガの繁殖子育ては、
ちょっと変わっています。

繁殖期はふつうオスとメスのつがいとなりますが、エナガはこの時も群れのままでいて、ヒナにはつがい以外の鳥もエサを与えて子育てに参加する、いわゆるヘルパーをする現象が見られます。
(サントリーの愛鳥活動より)

 

エナガの食性

林の中を移動しながら、
昆虫類やクモ類などを食べるほか、
クヌギなどの樹液を飲みます。

 

エナガの見た目の特徴

尾羽が細長く、ひしゃくのような形を
しています。

それが名前の由来です。

ひしゃくの柄は長いので「エナガ」。

 

エナガの鳴き声

「チーチーチー」という高い鳴き声は、
シジュウカラやヒガラなどのカラ類に
似ています。

エナガに特徴的な声は、
「ジュリリ」とか「ジ」という
濁った声の鳴き声です。

 

私も「ジュリジュリ」
「ジュルジュル」聞こえたら
エナガ!と思います。

 

***

 

私の所属している天王森泉公園の
野の花会でも、エナガは人気者!

ファンがたくさんいます!

私もすっかりファンになって
しまいました(*^-^*)

 

エナガちゃん!
また会いに来てね~~~(^^♪

 

 

参考文献: