籾の塩水選作業と浸種作業

天王森泉公園の田んぼ。
手前の田んぼは、男性陣によって
荒起こしが終わりました。

今月から天王森泉公園の
田んぼ作業を手伝い始めました。

4月13日に機械が入れない田んぼの
荒起こしが、男性陣によって
完了しました。

 

4月20日(土)は、
・塩水選作業
・浸種(しんしゅ)作業
をしました。

 

 

天王森泉公園の田んぼでは、
2種類の品種を育てています。

  1. もち米(品種:喜寿
  2. 古代米(品種:黒米)

 

塩水選作業

塩水選というのは、
水稲苗を育てるためにより充実した
元気な籾種を選別する作業です。

 

以前は選別に塩水を使っていた
そうですが、今は農家さんも
塩水ではなく水を使っているそうです。

天王森泉公園でも塩水は使わず、
水に浮いた軽い籾を取り除いています。

 

●手順

プラスチック製の大きなボックスに
昨年取れたもち米を入れ、
水を入れていきます。

ボックスいっぱいに水を張ります。

しばらくすると、実入りの悪い
軽い籾が浮いてきます。

浮いてきた籾をザルですくって
取り出します。

何度か底に沈んだ籾を
下からすくうようにかき混ぜ、
浮かんだ籾を取り出していきます。

籾が浮かばなくなったら
塩水選作業は終了です。

※写真を撮り忘れてしまいました。
撮ればよかった(-_-;)

 

初めての熱湯消毒

今年は初めて籾を熱湯消毒
してみることになりました。

 

先ほどの塩水選作業が終了した
籾のボックスの水を捨てます。

籾だけになったボックスに、
今度はお湯を入れます。

温度計でチェックしながら、
60度のお湯に10分つけます

 

熱湯消毒しなくても、
今までしっかりと実ることは
実っていましたが・・・

熱湯消毒したら、
さらに良い結果になるのではないか?
とのことで、期待は高まります!

10分経ったら、
お湯を捨てます。

熱湯消毒完了です。

 

浸種作業

今日の最後は浸種作業です。

浸種というのは、
種籾に水分を吸収させることです。

種籾は水分を吸収することで、
新しい細胞を作ったり、
呼吸をしたりする
エネルギー源となって発芽します

種籾の場合、
発芽に必要な積算温度は100度
水温が15度であれば7日間、
水温が12度なら8日間が目安となります。

 

先ほどの籾の入ったボックスを
日あたりのいいところに置き、
水を入れます。

籾の入ったボックスに水を張ったところ

黄色のネットの中の籾は、
今年新しく購入したもち米(喜寿)です。

 

蓋はぴったりとは閉めず、
隙間が空くように蓋の間に
金属のワイヤーをはさみました。

浸種すると、籾から
ガスが発生するのだそうです。

ガスが抜けていけるように、
蓋に隙間を空けておきます。

蓋が飛ばないように、
レンガの重しを乗せて
完了です!

浸種作業完了!

籾が水を吸ってイキイキし始めた
感じがします。
籾さんたち・・・目覚めて~!

 

作業終了後のタケノコ掘り

作業終了後、
参加者のMKさんが持って帰る
タケノコ掘りをしました。

私はすでにタケノコ
いただきました!
美味しかった~~~~(*^-^*)

 

Mさんが掘ってくださいました。

こんな立派なタケノコが
取れました~~~!

取りたてタケノコ

取りたてなので、湯がかずに
そのまま焼いて食べれます!

私はスタッフのAさんに聞いて、
ホイル焼きにしてみました。

岩塩を振りかけて食べたのですが、
栗のような味がして
めちゃくちゃ美味しかったです(^^♪

その他にも、
・たけのこご飯
・バターしょうゆ焼き
土佐煮
・きんぴら
にして食べました!

春の味覚がたくさん味わえて
幸せです~~(*^-^*)

 

***

 

これから、
籾から発芽するのが楽しみです(^^♪

 

すべてに感謝☆

 

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www.tennoumori.net