イチリンソウとニリンソウ

天王森泉公園の野の花苑では、
イチリンソウニリンソウ
両方のお花が咲きます。

同じキンポウゲ科のお花です。

それぞれの特徴と違いを
調べてみました。

 

 

イチリンソウの基本情報

花茎の先に花を一輪咲かせることから、イチリンソウ(一輪草)という。

 

ニリンソウの基本情報

  • 和名:ニリンソウ(二輪草)
  • 学名:Anemone flaccida
  • 科名・属名:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
  • 分布:東アジアに分布する。日本では北海道・本州・四国・九州に分布する。
    湿潤な山裾の雑木林の中や林縁、谷川沿いの半日陰地に自生して群落をつくる。
  • 花期:3月~5月
  • 草丈:約20㎝

花茎の先に花を二輪咲かせることから、ニリンソウ二輪草)という。

観察していると、
二輪が同時に咲かず、
時間差で咲くことが多いようです。

 

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イチリンソウニリンソウ
早春に一斉に現れ花を咲かせ、
初夏には枯れてしまう
スプリングエフェメラルです。

そして、同じ
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。

両方とも葉が3枚輪生します。

違いはどういうところでしょうか?

 

イチリンソウニリンソウの違い

イチリンソウの雌しべと雄しべ

ニリンソウの雌しべと雄しべ

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見分けるのはそんなに難しく
ありません。

改めて二つのお花を
比べてみたくなって
比べてみました。

違いがはっきりとわかって
個人的にはよかったです。

 

天王森泉公園の野の花苑では、
ニリンソウの方が群生しています。

私はイチリンソウニリンソウ
遠くの山に行かないと
見られないものだと思い込んでいました。

こんなに近くで群生が見られるなんて、
感動しました(*^-^*)

可憐な白い花々。
楽しめる期間はもう少しです。

すべてに感謝☆

 

天王森泉公園のホームページはこちらです。

www.tennoumori.net

参考資料:ウィキペディアイチリンソウニリンソウ