2024年2月7日(水)に行われた
天王森泉公園の生き物観察会と
2月11日(日)に行われた
野鳥観察会で見られた鳥たちの
備忘録です。
- シロハラ
- チョウゲンボウ雌
- オオタカ
- ノスリ
- アカゲラ
- ツグミ
- モズ
- タマシギ
- カワセミ
- カルガモ
- ヒドリガモ
- オオバン
- バン
- ホオジロ
- カワラヒワ
- オナガ
- クイナ
- カワウ
- カシラダカ
- イソシギ
- アオジ
- ベニマシコの雌
- オオヒシクイ
シロハラ
冬鳥。
越冬中は1羽で活動するそう。
暗い藪のようなところを好むそうで、
人が近づくと
ココココ
クククク
と警戒して鳴くとのこと。
くわくわ森でも、
警戒する鳴き声がしていました。
シロハラについてまとめたページです。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
チョウゲンボウ雌
天王森泉公園の館近くの電柱にいつもいます。
オスは頭がグレーなのだそう。
このコは頭が茶色いので、
メスとのことです。
天王森泉公園のスタッフや
ボランティアの間では、
気の強い女のコと言われています。
実際、生き物観察会の時に、
カラスがチョウゲンボウに
モビングを仕掛けたのですが、
このチョウゲンボウさん、
カラスに攻撃し返していました。
チョウゲンボウの飛んでいる姿は
かっこいいですね。
チョウゲンボウについてまとめたページです。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
他にも猛禽類の鳥たちを
見ることができました。
オオタカ
オオタカは、森にも突っ込んで
獲物を取ることができるのだそうです。
ノスリ
一方、ノスリは森には入らず、
野を擦るように滑空して、
ネズミやカエルなどを
捕まえるのだそうです。
双眼鏡で見ていると、
羽の模様の違いが
はっきりと分かりました。
鳥に詳しい方々は、
この羽の模様と、
シルエットで見分けるのだそうです。
かっこいい猛禽類たちでした。
猛禽類たちは、鳥を捕えると、
死後硬直する前に
羽を抜くのだそうです。
死後硬直してしまうと、
羽が抜けなくなり、
食べにくくなってしまうのだそうです。
アカゲラ
初めてアカゲラを見ました!
木を突いている姿と、
赤い帽子もしっかり見えて
感動しました!
ツグミ
冬鳥。
お腹の辺りの模様が、
昭和のセーターのよう(笑)と
教えていただき、
すっかり覚えました(笑)
昭和のセーターってどんな模様か?
というと・・・
こんな模様(笑)
今度は前から写して見ます!
数歩歩いては、
首を伸ばして
辺りを見回していました。
それが、ツグミの
警戒しているポーズ
なのだそうです。
モズ
漂鳥(ひょうちょう)。
または留鳥(りゅうちょう)。
虫をくわえて飛んでいく
姿を見かけました。
モズのはやにえするのかな?
天王森泉公園の前の畑や原っぱでは、
カシラダカやアトリ、
カワラヒワも
見かけました。
タマシギ
留鳥または漂鳥。
鳥はオスがきれいなのが一般的ですが、
タマシギはメスがきれいなのだそう。
こちらは地味なオス。
子育てもオスがするのだそうです。
とても珍しい鳥だそうで、
鳥に詳しい方々は興奮気味でした。
調べてみたら、
神奈川県では絶滅危惧Ⅰ類(繁殖期)、希少種(非繁殖期)
に指定されていました。
カワセミ
留鳥または漂鳥。
カワセミはたくさん見れました。
でも、この美しさはいつ見ても
嬉しくなります。
カルガモ
留鳥または冬鳥。
ヒドリガモ
冬鳥。
カモもいろんな種類がいたのですね。
オオバン
留鳥または冬鳥。
くちばしのところが白いのが特徴。
オオバンが泳いでいる姿を見ていたら、
てっきりカモの仲間かと思い込んでいました。
なので、この姿を見た時は衝撃的!
この不格好な姿は何?
この変な水かきは何?
と思いました。
図鑑で調べたら、
クイナの仲間なのですね。
それなら納得!
思い込みって恐ろしいですね(笑)
バン
留鳥または冬鳥。
鳥に詳しい方が、
昔はバンの方が多かったのに、
今は、オオバンの方が多いな!
とつぶやいていました。
鳥たちの世界にも
いろいろなことが起こっているのでしょうね~。
ホオジロ
留鳥。または漂鳥。
このコはオスです。
メスは目の周りが黒ではなくて、茶色です。
カワラヒワ
留鳥(漂鳥)または冬鳥。
オナガ
留鳥。
クイナ
冬鳥。
カワウ
鳥たちは繁殖期になると、
婚姻色になるそう。
上から2羽目の
首元が白いのが婚姻色。
カシラダカ
冬鳥。
頭が茶色なのはメス。
頭が黒いのはオスです。
世界的に数が減っている
鳥なのだそうです。
イソシギ
留鳥。
アオジ
留鳥または漂鳥。
ベニマシコの雌
漂鳥。
このコはメス。
オスは名前の通り、
赤っぽいのだそうです。
こちらも珍しい鳥だそうです。
レッドリストの低危険種に
指定されています。
オオヒシクイ
冬鳥。
こちらも珍しい鳥だそうで、
天然記念物に指定されているそうです。
名前の由来は、菱を食べるから。
例年は今田遊水地には来ないそうです。
今年は、夏に菱が大繁殖したそうで、
一羽だけ冒険しに
渡ってきたのでしょうか?
私にほかの鳥と見分けられるか心配でしたが、
「大丈夫。他のカモたちと比べて大きいから!
大きいカモがいるな!と思ったら、
それがオオヒシクイよ!」と
教えてもらった通り、
すぐに分かりました(笑)
この2回の野鳥観察で、
すっかり鳥の魅力にはまってしまいました。
鳥たちが住みやすい環境を
つくってあげたいですね。