水辺愛護会に入会して体験したこと

3月12日のブログで、
私が水辺愛護会に入会した動機を
書きました。

whispering-of-trees.hatenablog.jp

 

今回は、水辺愛護会に入ってからの
体験を書きたいと思います。

 

水辺愛護会に入会した動機

趣味のスキューバダイビングで、
プラスチックゴミによる
海の生物の被害を知りました。

私にも何かできることはないか?と思い、
川でゴミを拾えばいいと思いつき
水辺愛護会に入会しました。

 

川の中のゴミを拾う気満々でしたが、
・三面コンクリート張りの
川底には藻が生えて滑りやすい
・砂がたまったところは
長靴が埋もれて足を取られやすい
という理由で、
川の中のゴミ拾い担当は
男性に決まっているとのことでした。

 

道でゴミを拾うメリット

水辺愛護会で私が担当することに
なったのは、除草・清掃班でした。

川沿いの道の除草と清掃です。

川の中のゴミを直接
拾うわけではありませんが、
風で飛んできたゴミを
道端で拾うことも大切だと思い、
続けることにしました。

プラスチックゴミを
道端で拾ってしまえば、
川に入ることを防ぐことができます

 

川沿いの道の除草・落ち葉清掃をするメリット

除草・清掃班では、
通年のゴミ拾い
春~秋にかけては除草
秋~冬にかけては落ち葉清掃
しています。

 

除草については、最初は
「なぜ除草?」と思ったのですが・・・

手入れがされていなくて、
草ボーボーで荒れ果てた
感じの場所には、

  • ごみが捨てられやすい
  • 落書きされやすい

ということが分かっています。

 

そういう意味では、
川周辺をきれいにしておくことは
大切なことだと思いました。

 

今まできれいな道が当たり前で、
気持ち良く道を歩いていました。

それが、水辺愛護会の方々によって
きれいにされていたことにも
改めて気づかされて、
ありがたくて頭が下がる思いでした。

 

水辺愛護会のメンバーは
高齢者が多くて、
「身体に故障を抱えていて、
活動が大変」
と言いながらも、使命感を持って
活動されています。

きれいにするのが好きなんだな~と
テキパキと除草や清掃をする姿に
尊敬の気持ちがわいてきます。

 

やらなかったらどうなるか?想像してみた

ふと、大変だからやらない!と

「誰もやらなかったらどうなるのだろう?」
と思い、想像してみました。

 

思い浮かんだ映像は、
放射能で誰も近づけなくなった
福島の映像でした。

 

大きな道は大丈夫そうでしたが、
細い道は、道がどこだか
分からないくらい、
草が茂っていました。

 

誰かがやらなければ、
川も道も草や落ち葉で埋もれて
しまいます。

 

私達が草刈りをしている道も
人が2人並んで歩けば
いっぱいいっぱいの道です。

夏場、草刈りを怠ったら、
1人通るのがやっとかもしれません。

地面のブロックの間からも草が生えて、
自転車や押し車を押して歩く人、
車いすの人はガタガタして
通りにくい状況になると思います。

そんなことを想像してみたら、
やはり、草刈りや落ち葉清掃は
大切なのだと思いました。

 

草刈りを教えてもらう

最初に教えていただいたのは、
草刈りのやり方でした。

私は小学生の頃に、
校庭の草むしりをしたくらいで
草刈りはしたことがありませんでした。

鎌を持つのも初めてでした。

 

「ここの草を刈ってください」と
言われて、自分なりに刈り始めました。

草の茎を5㎝~10㎝くらい
残したところを鎌で切っていました。

すると、メンバーの一人に
「草の生長点が根元にあるから、
根っこから刈ってね」と言われ、
土の中に鎌を入れて
根っこから刈り取る方法
教えていただきました。

 

効率のいいやり方や、
草をゴミ袋に詰めるやり方も
教えていただきました。

お~!なんて無駄のない
効率的でプロフェッショナルな動き!
と感動してしまうほどでした!

そんな時のメンバーのみなさんは、
どこか痛いところや持病を抱えている
ようには見えませんでした。

 

私の草刈は慣れるまでは、
手が痛くなったりして
悪戦苦闘していましたが・・・

慣れると草を刈ることが
楽しくなってきました

終わった後に、
きれいになったところを見て
ものすごい達成感を感じて
爽快な気分になりました

草刈って楽しいし気持ちいい!
と思うようになりました。

 

ほうきで掃く作業は全身運動

草刈りの後も落ち葉清掃の後も、
ほうきできれいに掃く作業をします。

ほうきの効果的な使い方も
教えていただきました。

簡単な作業に見えますが・・・

これがかなりの全身運動になります。

始めのうちは、
筋肉痛になっていました。

 

水辺愛護会の活動を通して、
体が鍛えられました。

入会前は、体調不良になることが
多かったのですが、
それが減っていきました。

メンバーの一人が
「ジムに行くよりもずっと運動になるわよ」
と言っていましたが、
本当だな!と思いました(笑)

 

 

2022年4月の終わりに
水辺愛護会に入会して、
1年半は教えていただいた草刈りや
落ち葉清掃、ゴミ拾いに没頭しました。

 

ひと通りのことができるように
なってきた頃、
他のボランティアもやってみない?と
お声がかかるようになりました。

誘われたのは、
農業応援隊というボランティア活動でした。

そのお話は、
また次回に書きたいと思います。

 

 

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