横浜市にあります天王森泉公園で
ボランティアをしています
青い鳥です(*^-^*)
天王森泉公園のくわくわ森では
今年もたくさんの春の花々が
楽しめました。
くわくわ森で楽しみにされている
春の山野草は、
です。
いつどんな状況だったのか
振り返って確認できるように
時系列にして記録したいと思います。
3月
3月13日
イカリソウの葉っぱが出始めました。
柔らかそうな初々しい葉っぱです。

イカリソウの葉
シュンランの花芽も顔を出していました。


シュンランの花芽
3月24日
まるでマントをまとっているみたいな
ヒトリシズカの花が
顔を出し始めました。

ヒトリシズカ
この姿を見ると、
「北風と太陽」の話を思い出します。
暖かい日差しにマントを脱ぐ日も
近いかもしれません。
シュンランは花が咲いていました。

シュンランの花
落ち葉をはぐってみると・・・
落ち葉の下にはキンランの芽が
出ていました。

キンランの芽
キンランが姿を現すのは
まだまだ先のようです。
3月27日
イカリソウの花が咲きました!

イカリソウの花
春一番!
この淡いピンク色に出会うと
心が躍ります(^^♪
春の妖精のようなお花です。
4月
4月9日
シュンランは花盛りです!



シュンランの豊潤ないい香りがします
一輪二輪では香らないのですが、
たくさん花がついていると
とてもいい香りです(*^-^*)

シュンランの花
シュンランについて詳しくはこちらに書いています。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
キンランは芽がすくすくと伸びていました。

枯れているのは去年のキンラン
手前に今年のキンランの芽が伸びてきています
イカリソウは多くの株で
花が咲き始めていました。


イカリソウの花
ヒトリシズカは満開を迎えていました。

ヒトリシズカの花
小さな白いブラシのような花がかわいい!
春の暖かい日差しに
固く閉じていたマントのような葉っぱも
すっかり開きました。
今年は森のいたるところに
ヒトリシズカが出てきてくれて
嬉しかったです(^^♪
これもみんなで草刈りを頑張った
成果かな?と思います。
4月11日
この日は一人で森の奥の
まだ調査していないシュンランを
探していました。
そのシュンランをやっと見つけ、
花数をチェックするために
葉っぱをかき分けたその時・・・
フワ~~~~~
何かが舞いました。
なに?とよく見ると、
それはシュンランの種でした。

シュンランの実
シュンランは風媒花です。
種が風に乗って運ばれて
増える植物を風媒花と言います。
実が熟すと、
実に細い隙間が空きます。
風が吹くとその隙間から
細かい粉のような糸くずのような種が
舞い広がります。

私は初めての経験だったので
感激してしまいました!
森にたくさんのシュンランが
根付きますように☆
4月14日
キンランのつぼみが見えてきました!

花が開くのも時間の問題かな?
4月17日
キンラン調査のために森に入ると、
花が咲き始めていました!

キンランの花
ワクワクします(^^♪
イカリソウは満開でした✨

イカリソウの花
イカリソウも今年はいたるところで
たくさんの花を咲かせてくれました。
4月18日
キンランの花がどんどん開き、
くわくわ森の中は
ここからはキンラン祭り!という感じでした。

キンランの花
4月21日
見事なキンラン達✨

キンランの花
森にキンランを見に来てくださる方々も
たくさんいらっしゃいました。
毎年見に来ているという
キンランファンの方もいらっしゃいます。
ありがたいです。
私たちボランティアも
喜んでくださっている姿を見ると
嬉しいです!
キンランについてはこちらに詳しく書いています。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
whispering-of-trees.hatenablog.jp

キンランの花

キンランの花
キンランは絶滅危惧種Ⅱ類に
指定されています。
キンランは単独では生きていけません。
コナラやクヌギとその根に住む菌根菌と
共生しています。
コナラやクヌギの森が
どんどん伐採され消えていくのに伴って、
キンランも数を減らしました。
珍しいランだ!ということで、
盗掘する人々や業者もいて
ますます数を減らしていきました。
そして、絶滅危惧種になってしまったのです。

くわくわ森では、
このような看板を立てていますが・・・
今でも盗掘されることや
切って持っていく人も時々現れます。
けれども、ほとんどは
キンランの美しさに心動かされ、
一緒に楽しもうと見守ってくださる方々です。
この日、エビネも満開でした!
今年はエビネの写真を
あまり撮っていませんでした💦

エビネの花
保護のため、竹の棒や
青いポールを立てています。
エビネについてはこちらに詳しく書いています。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
4月25日
ギンランが咲いているのを
ボランティアNさんが見つけてくださいました!
ギンランは数が減っていて、
今年は見つかるかな?と
心配されていました。
私はギンランを見るのが初めてでした
嬉しいです(*^-^*)
Nさんも私たちも興奮してしまいました!

ギンランのつぼみ
しかも3株も!
見ることができて
本当に嬉しかったです(^^♪
ギンランはキンランと比べると小さくて
花が白いので気をつけて見ないと気づけません。
このギンランで約10センチくらいでした。
しかし・・・
4月27日
キンラン・ギンランが見てみたい!
という母のリクエストがあり、
家族でキンラン・ギンランを
見にくわくわ森に行きました。
「ここにギンランが咲いているよ!」
そう言いながら指さしたところに
ギンランはありませんでした💦
あれ?ない💦ない💦
いくら探してもギンランは
見つかりませんでした。
私がギンランがなくなっているのに
気づいたのが15時頃。
事務長が13時半には咲いているのを
確認しています。
ギンランがなくなったのは
13時半~15時の間。
ギンランもキンランと同じように
菌根菌がなくては生きていけません。
絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。
今回は、根からの盗掘ではなく、
地際で切って持ち去られていました。
どのような理由で持って行ったのかはわかりません。
けれどもやはり、山野草は
咲いている場所で愛でるものだと思います。
山野草はその植物が気に入った場所でなければ
咲いてくれないものがほとんどです。
そこで咲いているということは、
そこが最高の場所だったから!
そこがギンランは気に入っていて
輝ける場所だったから
そこで咲いてくれたのだと思います。
だからそれを見て、
私たちも嬉しくなるのだと思います(^^♪
ギンランが気に入った場所で
咲いているのを一緒に見守っていただけたら
嬉しいです。
事務長さんがこのような看板を作って
立ててくれました。

私もがっかりしましたが、
発見してくれたボランティアのNさんも
がっかりしていました。

無事だったギンラン
取られずにすんだギンランの横にも
同じ看板を立てました。

看板の右横にギンランがあります。
その奥の方にキンランが咲いています。
キンランとギンランを比べると
こんなに大きさが違います。
ギンランは小さくて
清楚な雰囲気のランです。
4月28日
キンランが先に咲き始めて
遅れてギンランが咲き始めます。
この頃にはキンランは白くなり、
終わりかけていました。

ギンランの花
ギンランはこの頃が一番
見頃だったかも!
この写真のギンラン。
葉が花序と同じくらい長いので
ササバギンランではないか?
という話があり、
みんなで観察してみました。
結果、花の距が長く
花序が無毛だったため
ギンランということになりました。

5月1日
シュンランとヒトリシズカは
すっかり終わり、
イカリソウ・キンラン・ギンラン・
エビネもそろそろ見納めです。

キンランの花

ギンランの花
今年もたくさんの花々に癒され、
楽しませていただきました。
森の恵みに感謝です🌟
一緒に見守り楽しんでくださった
みなさまにも感謝です。
また来年、きれいな花々に出会えるよう
森のお手入れを続けていきたいと思います。
天王森泉公園のホームページはこちら