
神奈川県横浜市にあります
天王森泉公園でボランティアをしています
青い鳥です(*^-^*)
3月10日(月)
雨で延期になった生き物観察会が
開催されました。
今回のルートは、
鷺前橋に集合
↓
下飯田遊水地
↓
俣野遊水地
↓
田んぼ
↓
お昼ご飯休憩
↓
野の花苑
↓
弁天坂
↓
見晴らしの丘
↓
くわくわ森
という順に回りました。
春の花が咲き始め
お天気も良く、
心地の良い生き物観察会でした。
今回は、3月の生き物観察会で
見られた鳥たちをご紹介します。
- オオバン(大鷭)
- カシラダカ(頭高)
- ツグミ(鶫)
- バン(鷭)
- カワセミ(翡翠)
- ハクセキレイ(白鶺鴒)
- セグロセキレイ(背黒鶺鴒)
- キセキレイ(黄鶺鴒)
- ホオジロ(頬白)
- ハシビロガモ(嘴広鴨)
- コサギ(小鷺)
- イソシギ(磯鷸)
- アオジ(青鵐)
- モズ(百舌)
- チョウゲンボウ(長元坊)
- シロハラ(白腹)
オオバン(大鷭)

鷺前橋から撮影
・ツル目クイナ科
・漂鳥、留鳥
・全長39cm
・雌雄同色

鷺前橋から撮影
水の中にいるときはクイナ科の
鳥とは思いませんでした。
初めて見たときは、
カモの仲間だと思ってしまいました。
歩く姿を見て初めて、
お~!クイナの仲間だ!と納得しました。
カシラダカ(頭高)

鷺前橋から撮影
・スズメ目ホオジロ科
・冬鳥
・全長15cm
カシラダカの冬の姿は、
オスメスともに
メスのホオジロにそっくりです。
ホオジロとカシラダカの違いは、
ホオジロはお腹が茶色で
カシラダカのお腹は白いところだそう。
和名の由来は、興奮すると
頭頂部の羽を立たせることによるそうです。
久しぶりにカシラダカに出会えました!
以前は、ツグミとともに冬鳥としては
飛来数が多いと言われていましたが、
最近は数を減らし、
2017年に絶滅危惧種になったそうです。
(自然散策が楽しくなる野鳥図鑑より)
ツグミ(鶫)

鷺前橋から撮影
・スズメ目ヒタキ科
・冬鳥
・全長24cm
・雌雄同色

今年はツグミが少ないと
生き物マスターの方が
おっしゃっていましたが…
この日はたくさんのツグミに
出会うことができました。

遊水地のグラウンドを歩き回るツグミ。
チョチョチョ!と走っては止まり、
土の中をつついて、
ミミズなどを探していました。

バン(鷭)

鷺前橋から撮影
葦原の茂みの中を2羽のバンが
エサをついばみながら歩いていました。
・ツル目クイナ科
・留鳥?
・全長32㎝
・雌雄同色
いつもはくちばしの黄色と額板の赤が
カラフルで印象的なバン。
暗めの葦原の中を歩いているところを
上から眺めていましたが、
くちばしや額板よりも
羽とお尻の白がすごく目立っていました。
カワセミ(翡翠)

鷺前橋から撮影
・留鳥または漂鳥
・全長17cm
・雌雄ほぼ同色
メスはわずかに全体が淡色で、上嘴が黒く下嘴が赤橙色の傾向にある。
写真のカワセミはオスです。

カワセミついて詳しくはこちらもどうぞ
whispering-of-trees.hatenablog.jp
ハクセキレイ(白鶺鴒)

グラウンドにて撮影
・スズメ目セキレイ科
・漂鳥または留鳥
・全長21cm
グラウンドをチョコチョコと走り回る
ハクセキレイに出会いました。
この日は、セキレイ3種類と
出会うことができました。
セキレイ3種類というのは、
セグロセキレイ(背黒鶺鴒)

セグロセキレイと出会えたのは
初めてでした。
興奮してシャッターを切ったので、
残念ながらみんなピンボケでした💦
・スズメ目セキレイ科
・留鳥、少数が漂鳥
・全長21cm


セグロセキレイかハクセキレイか
見分けがつかないことも…
ハクセキレイは目を貫くように
黒い線があること。
セグロセキレイは目の周りは黒くて、
目の上に白い眉班があること。
横から見るとよく違いが判りますが、
ハクセキレイが夏羽のオスの場合、
後から見ると見分けがつきません。
キセキレイ(黄鶺鴒)

・スズメ目セキレイ科
・漂鳥または留鳥
・全長20cm
この時は、キセキレイが
2羽一緒にいました。

オスとメスはほぼ同色で、
メスはオスより黄色味が濃いとのこと。

チョコチョコ動き回っていたので、
結局どちらがオスかメスかわかりませんでした。
キセキレイは1本の川でも、
上流域に住むそうです。
初めて同時に3週類のセキレイに出会って
嬉しかったです(^^♪
3種類とも、川を飛んでいる虫を
飛びながらキャッチして食べていました。
この辺りは、中流域にあたるのでしょうか?
貴重な体験でした!
ホオジロ(頬白)


・スズメ目ホオジロ科
・留鳥または漂鳥
・全長17cm
この日は数羽のホオジロで出会えました。
グラウンドにいたホオジロは
オス一羽でいました。


ちょっとわかりにくいかもしれませんが、
こちらはメスです。
オスに比べて淡色で、
顔の黒色が薄くて茶色っぽく見えます。
ハシビロガモ(嘴広鴨)

・カモ目カモ科
・冬鳥
・全長50cm
寝ていたので、
特徴のくちばしが見えませんが…
極端に幅広いくちばしが特徴です。
コサギ(小鷺)

・ペリカン目サギ科
・留鳥または漂鳥
・全長61cm
イソシギ(磯鷸)

・チドリ目シギ科
・留鳥
・全長20cm
キセキレイを見ていたら、
同じところへやってきました!

歩く姿がかわいかったです(*^-^*)
アオジ(青鵐)

思いっきり枝被りですが・・・
いつもは薄暗い茂みのようなところにいる
アオジ。
繁殖期になると、
木の枝の高いところでさえずる
ということを
生き物マスターさんに
教えていただいたところ
すぐに飛び去ってしまったので、
枝被りの一枚だけでした。
・スズメ目ホオジロ科
・留鳥または漂鳥
・全長16cm
モズ(百舌)

この日はたくさんのモズに会えました。
・スズメ目モズ科
・漂鳥または留鳥
・全長20cm

遠くから撮りました!

こちらはオスのモズ。
オスは目を貫く線が黒です。
メスは茶色です。

天王森泉公園前の電線にいた
モズもオスでした。

電線にとまっていたモズは、
ヒバリのような鳴き声をしていました。
さすが百舌です!

しっぽをくるくる回しながら
鳴いていました。
これもモズの特徴なのだとか。
今日出会ったモズはオスばかりでした!
チョウゲンボウ(長元坊)

いつもこの辺にいる
チョウゲンボウのメスです。
・留鳥または漂鳥
・全長35cm
チョウゲンボウについて詳しくはこちらもどうぞ
whispering-of-trees.hatenablog.jp
シロハラ(白腹)

シロハラのオスです。
・スズメ目ヒタキ科
・冬鳥
・全長25cm
私はかろうじて姿が確認できた
くらいでした。
生き物マスターのOさんは、
オスもメスもみられたそうです!
いいな~(^^♪
写真を送っていただいたので、
ご紹介します!








かわいいきれいな写真を
ありがとうございました。
***
その他に見られた鳥は、


- ガビチョウ
今回もたくさんの鳥たちが見られました。
4月になると
木の葉や草が茂り始めるので、
鳥を観察しずらくなってきます。
冬鳥たちは、繁殖地に向けて
旅立って行きます。
今シーズンもたくさんの鳥たちに
魅了されて、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
来シーズンもたくさんの鳥たちに
出会えるように、
自然の保全をしながら
楽しみにしています(^^♪
天王森泉公園のホームページはこちら
参考文献
