2月の野鳥観察会

2025年2月9日

天王森泉公園の冬の野鳥観察会が
開催されました。

 

私もボランティアとして参加しました。

 

ボランティアも含め、
24名が参加されました。

 

 

 

 

カルガモ

和泉川にて撮影

 

カモ目カモ科

留鳥 

・全長61cm 

・雌雄同色

 

雌雄同色ですが、
オスの方がメスより体が大きく、
顔の羽色がはっきりしていて
上・下尾筒も濃いのだそうです。

 

2羽の奥のカルガモの方が
羽色がはっきりしているので、
オスでしょうか?

 

 

ダイサギ

和泉川にて撮影

 

ペリカン目サギ科

夏鳥、漂鳥、一部冬鳥 

・全長88~98cm

・雌雄同色

 

夏鳥でもあり、漂鳥でもあり、
一部冬鳥であるってどういうこと?

 

やはり気になると調べたくなります。

 

ウィキペディアによると

世界の熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると暖かい地方へ移動する。

日本では、亜種チュウダイサギ(学名 E.a. modesta)が夏鳥として(日本で繁殖して冬は南方へ渡る)、亜種オオダイサギ(学名 E.a. alba)が冬鳥として(中国東北部で繁殖して冬に日本へ渡り越冬する)、それぞれ観察されるため、渡り鳥であるものの、ほぼ一年中観察される。

ということだそうです。

 

今の時期見られるのは、
亜種オオダイサギなのですね。

 

 

カワセミ

和泉川にて撮影

 

ブッポウソウカワセミ

留鳥または漂鳥

・全長17cm

・雌雄ほぼ同色

メスはわずかに全体が淡色で、上嘴が黒く下嘴が赤橙色の傾向にある。

 

カワセミが現れて、
観察会に参加されたみなさんのテンションが
一気に高まりました!

 

やっぱりカワセミ君はアイドルですね✨

 

 

ノスリ

下飯田遊水地にて撮影

 

・タカ目タカ科

留鳥、冬鳥

・全長55cm

・雌雄ほぼ同色

 

この日はノスリがすごかったです(^^♪

 

 

私たちの頭上をぐるぐるぐるぐると
旋回してくれて、
参加者一同、口をあんぐり開けて
興奮してしまいました!

 

 

興奮しすぎてピントは甘いですが(^_^;)

 

嬉しかったです😊

 

しばらく旋回した後、
遊水地の対岸の木にとまっていました。

 

 

遠すぎてうまく撮れませんでしたが、
木にとまっている姿もかっこいいですね!

 

 

カワセミ

下飯田遊水地にて

 

ブッポウソウカワセミ

留鳥または漂鳥

・全長17cm

・雌雄ほぼ同色

メスはわずかに全体が淡色で、上嘴が黒く下嘴が赤橙色の傾向にある。

 

下飯田遊水地で出会ったカワセミ
オスでした。

 

かなり近づいても逃げることなく、
みなさんいい写真が
撮れたのではないでしょうか?

 

 

ホオジロ

下飯田遊水地にて撮影

 

・スズメ目ホオジロ

留鳥または漂鳥

・全長17cm

・オスは上面が茶褐色で、顔に黒色の部分がある。

 メスは全体が淡色で、顔が特に薄く黒色がほぼない個体もいる。

 

出会ったホオジロはオスです。

 

前から見ると面白い顔(笑)

 

 

横から見るとかわいいです。

 

スズメにも似ていますが、
顔の模様がホオジロの方が
歌舞伎の隈取っぽい模様です。

 

 

カワウ

下飯田遊水地にて撮影

 

・カツオドリ目ウ科

留鳥

・全長81cm

・雌雄同色

 

一羽でたたずんでモデルさんのような
カワウさん。

 

頭は黒いですが、首から胸にかけて
白っぽかったです。

 

このような首から胸にかけて
白い羽があるのは
幼鳥のしるしなのだそうです。

 

 

オオバン

下飯田遊水地にて撮影

 

・ツル目クイナ科

・漂鳥、留鳥

・全長39cm

・雌雄同色

 

白いくちばしと赤っぽい目が
印象的です。

 

 

ウグイス

俣野遊水地にて撮影

 

・スズメ目ウグイス科

留鳥

・全長14~16cm

・雌雄同色

 

いつもは警戒感の強いウグイス。

なかなか姿を見せてくれません。

 

この時は、丸見え状態で
葦原を飛び回っていました。

 

葦もウグイスも同じような色だからか?
なかなかピントが合ってくれませんでした。

 

やっと撮れたけれどピントは甘いし、
白っぽくなってしまいました。

 

でも、ゆっくり姿を見せてくれたので
嬉しかったです(^^♪

 

 

カワラヒワ

俣野遊水地にて撮影

 

・スズメ目アトリ科

留鳥または冬鳥

・全長15cm

・オスとメスは見分けにくいが、メスは全身が淡色で、頭部の黄緑色部分が少ない。

 

この木に6羽くらい集団でいました。

 

繁殖期以外は群れで行動するそうです。

 

羽の黄色が目立ってキレイです。

 

 

アオジ

俣野遊水地にて撮影

 

・スズメ目ホオジロ

留鳥または漂鳥

・全長16cm

・オスは目先が黒く、目の上後方に黄色の側頭線がある。

 メスは目先の黒色がなく、目の上後方の黄色の側頭線と、顎線状の黄色い部分がはっきりしている。

 

いつも葦原を歩いている印象のアオジ

 

今回も出会えてうれしいです(^^♪

 

 

セッカ

俣野遊水地にて撮影

 

・スズメ目セッカ科

留鳥または漂鳥

・全長13cm

・雌雄同色

 

葦原の茂みの中から時々チョロチョロっと
出てきては隠れてしまうセッカ。

 

小さいし葦と同じような色なので、
見つけにくかったですね。

 

何か動いてる?と思ったら、
双眼鏡で見てみる!ということを
繰り返していたら、
セッカを見つけることができました。

 

私は初めて出会いました😊

小さくてかわいかったです💕

 

 

後日、生き物マスターKさんが
「神奈川では昔は夏鳥だったようですが、
現在は一年中(周年)見られるようです」と
教えてくださいました。

 

鳥たちの世界も変化してきているのですね。

 

 

オオジュリン

俣野遊水地にて撮影

 

・スズメ目ホオジロ

留鳥(漂鳥)

・全長16cm

・オスとメスは成鳥夏羽のときに違いがある。

 オスの頭部が黒く首と顎線が白いのに対し、メスは頭部が褐色で眉班と顎線が白っぽい。

 成鳥冬羽のときは、どちらも成鳥夏羽のメスによく似ている。

 

今は冬なので、雌雄同色で
オスもメスによく似た色をしています。

 

 

 

チョウゲンボウ

俣野遊水地にて撮影

 

ハヤブサハヤブサ

留鳥または漂鳥

・全長35cm

・全体の色は雌雄ほぼ同色

 オスは頭と尾羽が青灰色をしている。

 

天王森泉公園へ戻ろうと向かう途中、
上空を悠々と飛んでいました。

 

羽の模様が美しいです。

 

 

***

 

俣野遊水地と下飯田遊水地は
保全作業中だったようです。


そのせいか、カモ類は少なく、
今回行かなかった今田遊水地に
移動しているのではないか?
ということでした。

 

それでも、私は初めて出会った
鳥たちもいて、
ノスリチョウゲンボウ
悠々と舞う姿も見られて、
大満足でした😊💕

 

下飯田遊水地にて撮影

 

私が見た鳥以外にも、
シロハラコゲラ、キジを見た方も
いらっしゃいました。

 

フィールドスコープも3台あったので、
双眼鏡では見にくい鳥も
ゆっくり観察できたのではないでしょうか?

 

 

今まで野鳥観察会は、
4月と2月に行っていましたが、

これからは秋と冬に開催する予定です。

 

次回の予定は、11月30日(日)に
開催予定です。

 

またみなさまとお会いできるのを
楽しみにしています(^^♪

 

 

天王森泉公園のホームページはこちら

www.tennoumori.net

 

 

昨年、2024年2月の野鳥観察会の様子はこちら

whispering-of-trees.hatenablog.jp