
2025年初めての記事が
今頃になってしまいました(^_^;)
今年もよい年になりますように☆
いつも私の記事を読んでくださって
ありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
1月は何かと忙しい日々でした。
それでも、1月8日には戸塚区にある
舞岡公園に鳥を見に行きました。
ボランティアをしている
天王森泉公園でも
たくさんの鳥たちに出会って
写真を撮ったのに、
それを埋もれさせてしまうのも
もったいないので、
今月出会った鳥たちについて
書きたいと思います。
写真がメインになってしまいそうですが!!!
ハッカチョウ

舞岡にて撮影
鳥に詳しいSさんに教えていただき
ハッカチョウだとわかりました。
私は初めて出会いました。
羽を閉じている時も
ちらっと白い斑点が見えますが、
飛んでいる時は、
羽の白い斑点が目立ちます。

●和名:ハッカチョウ(八哥鳥)
●目名・科名:スズメ目・ムクドリ科
●大きさ:全長約26~27cm
●生活型:留鳥
●見られる時期:通年
●生息地:原産地は、中国大陸、および、インドシナ半島。
日本では、江戸時代に輸入された外来種。
林や木がある住宅地や河川敷、草地や農地などを好んで生息する。
参照:ウィキペディア
外来種の鳥なのですね。
日本では東京,鹿児島〜栃木など、広範囲で多く観察されています。
神奈川と兵庫では繁殖しているという記録もあります。
基本的に南日本の個体は自然に移り住んだ可能性がありますが,近畿・関東地方の個体は籠抜け個体が野生化したものと考えられています。
鳴き声は、モノマネ上手だそうで
いろいろな鳴き声でなくそうです。
色はカラスのような黒ですが、
雰囲気はカラスではなく
ムクドリに似ています。
くちばしのあたりの羽が逆立っていて
ムクドリより雄々しい感じです。
メジロ

舞岡公園にて撮影
ピロピロ
キュルキュル
軽やかな鳴き声のメジロ。

きれいなウグイス色の羽に
白いアイリングがかわいいメジロ。
ウグイス色がメジロの羽の色なので、
メジロをウグイスだと思っている方も
多いというウワサ。
そう思ってしまうのもわかりますね。

メジロについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
ウグイス

舞岡公園にて撮影
羽はウグイス色ではないけれど、
こちらがウグイス。
羽の色は茶色っぽくて地味です。
まだ「ホーホケキョ」という
さえずりは聞かれません。
地鳴きという「ヂッヂッ」という
鳴き声が聞かれます。
地鳴きでお互いを確認しあっていると
生き物マスターの方から教えていただきました。
地鳴きは聞こえるのですが、
なかなか姿は現してくれません。
一瞬現れても、
すぐにやぶに隠れてしまいます。
この時は、Sさんが辛抱強く
観察してくださっていて、
現れたときに教えてくださいました。
写真に撮ることができて
ラッキーでした!
ウグイスについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
ヤマガラ

舞岡公園にて撮影
ニーニーという鳴き声で、
ヤマガラが来たことがわかりました。
鳥を見つけるときに、
鳴き声を知っていると
見つけやすいと教えていただき、
鳴き声を覚えるようにしています。
ヤマガラについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
ヤマシギ

舞岡公園にて撮影
私はヤマシギに初めて出会いました。
ボランティアをしている
天王森泉公園では見られません。
いつもだいたい同じところにいるという
ヤマシギ。
でも、すごく上手に枯葉色に隠れていて
なかなか見つけられませんでした。
たくさんのカメラマンたちが
写真撮影していて、
わかるまで丁寧に
居場所を教えてくださいました。

やっとわかりました!
長いくちばしを地面に差し込んで、
何かを食べているようでした。
●和名:ヤマシギ(山鴫)
●目名・科名:チドリ目シギ科
●大きさ:全長約35cm。ハトくらいの大きさ。
●生活型:日本では北海道で夏鳥、本州中部以北(中部・東北地方)と伊豆諸島で留鳥、西日本では冬鳥
●生息地:林、草地、農耕地、湿地などに生息する。
水辺にもいるが、他のシギと異なり主な生息地は森林の中である。
●食べ物:食性は動物食。
土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食する。
●繁殖:林の中の地上に営巣し、通常4卵を産む。
雌だけが抱卵し、抱卵日数は20~24日である。
参照:ウィキペディア

木をはさんで2羽いました。
くちばしを土の中に突っ込んで、
ミミズなどを食べているのですね。
アオジ

舞岡公園にて撮影
今月覚えた鳥の鳴き声は、
こちらのアオジ!
チッチッと小さな声で鳴いています。
このアオジちゃんは近くまで
来てくれました(*^-^*)

●和名:アオジ
●目名・科名:スズメ目ホオジロ科
●大きさ:全長14~16.5cm
●生活型:留鳥または漂鳥
●見られる時期:通年見られる
●分布:日本では亜種アオジが北海道や本州中部以北で繁殖し、中部以西で越冬する。また少数ながら基亜種が越冬(冬鳥)や渡りの途中(旅鳥)のため、主に本州の日本海側や九州に飛来する。
●生息地:開けた森林や林縁に生息する。
非繁殖期には藪地などにも生息する。
非繁殖期には群れを形成することもあるが、単独でいることが多い。
用心深い性質で、草むらの中などに身を潜める。
●食べ物:植物の種子や昆虫類を食べる。地上で採食する。
●繁殖期:5~7月
参照:ウィキペディア

舞岡公園にて撮影
こちらのアオジは
木の実のような丸いものを
くわえていました。
***
アオジの鳴き声がわかったので、
俄然見つけやすくなりました。
天王森泉公園のボランティアの帰りに
和泉川の付近で見つけられる
ようになりました!

和泉川にて撮影

単独ではなく、数羽でいました。
モズ

和泉川にて撮影
こちらは雄のモズ。
●和名:モズ(百舌)
●目名・科名:スズメ目モズ科
●大きさ:全長20cm
●生活型:漂鳥または留鳥
●生息地:開けた森林や林縁、河畔林、農耕地など
●食べ物:動物食で、昆虫、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類など
●繫殖期:2~8月。
樹上や茂みの中などに木の枝などを組み合わせた皿状の巣を雌雄で作り、4~6個の卵を産む。
年に2回繁殖することもある。
カッコウに托卵されることもある。
メスのみが抱卵し、抱卵期間は14~16日。
雛は孵化してから約14日で巣立つ。

川の柵でいろいろな表情を
見せてくれました。


も~どの仕草もかわいくて、
写真を選びきれないので
全部載せることにしました(笑)


イケメンモズ君でした!
チョウゲンボウ

天王森泉公園近くの電柱にて撮影
頭が茶色いのでメスです。
毎年この辺りで見られる
メスだと思います。

私は勝手にチョゲコと呼んでいます。

天王森泉公園のカメラマンHさんは、
チョウゲンボウが田んぼの土手に降りて
餌をあさっていたところを
写真に撮ったそうです。
エサ取りに夢中で、
かなり近づいても逃げなかったそう。
食べていたのは、
ケラのような昆虫だったそうです。

天王森泉公園近くの電柱にて撮影
この角度から見るとかわいらしくて
猛禽類とは思えません。


チョウゲンボウについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
ジョウビタキ

和泉川にて撮影
私が鳥にはまったのは、
去年の2月。
ジョウビタキは先シーズンには
出会えませんでした。
今シーズン、
10月頃から和泉川の河原の茂みから
「ヒッヒッヒッ」
という鳴き声が聞こえ、
なんだろう?と思っていました。
生き物マスターさんから、
ジョウビタキが縄張りを
主張している声だと
教えていただきました。

鳥って、横から見ると
かわいい~~~と思いますが、
正面から見ると
ちょっとマヌケな顔に見えます。

羽の白い斑点が特徴的で、
別名「紋付鳥」と呼ばれているそうです。

私が通る道の河原を
テリトリーにしているのは、
このオスのジョウビタキ、
ジョビオ君。

手すりの上で
いろいろな仕草を見せてくれます。

かわいい表情を
たくさん見せてくれるので、
載せる写真を選べません(^_^;)
全部載せちゃいます!

●和名:ジョウビタキ(常鶲、尉鶲)
●目名・科名:スズメ目ヒタキ科
●大きさ:全長約14cm。スズメよりわずかに小さい
●生活型:渡り鳥(冬鳥)
チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部への渡りをおこない越冬する。
日本では主に冬鳥として全国に渡来するが近年、国内での繁殖が拡大している。
●生息地:市街地から低山や植栽地の多い公園、農耕地、川原、草地、疎林。
冬の日本では人里や都市部の公園などでもよく見られる。
●食べ物:昆虫類やクモ類などを捕食するが、冬にはピラカンサなどの木の実もよく食べ、ヒサカキなど実をつけた木によく止まっている。
参照:ウィキペディア

先日、このジョウビタキが
赤い実を茂みの中で食べているのを
見かけました。

縄張り争いをしている時の「ヒッ」
この音が、火を焚くときの火打石を
打ち合わせる音に似ていることから、
「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたと
されています。
また、ジョウビタキのジョウ(尉)は
銀髪を意味するのだそうです。
オスの頭はまさに銀髪ですね!

日本にいる冬の間は非繫殖期。
オスもメスも別々に単独行動
するのだそうです。

1月10日この日は
ずいぶん長くジョウビタキを
追いかけました(^^♪


かわいらしいジョウビタキを
満喫しました!
コゲラ

天王森泉公園にて撮影
天王森泉公園の館の裏庭には
冬になると混群が訪れます。
いろいろな鳥たちが
群れになってきてくれます。
1月23日はコゲラが
近くまで来てくれました。
木をしきりにコツコツと
くちばしでつついては、
木の中にいる虫を食べていました。
●和名:コゲラ(小啄木鳥)
●目名・科名:キツツキ目キツツキ科
●大きさ:全長約15cm。スズメと同じくらいの大きさ
日本にいるキツツキで最も小さい。
●生活型:留鳥
●生息地:天然林から雑木林や都市公園内の樹木など、木立のある場所ならば普通に観察される。
本来は平地から山地の林に生息する鳥であるが、近年は都市の近郊にも定着しており、市街地に近い街路樹や人家の庭木、公園の樹木などでもよく見られる。
1980年代以降、東京などの都市部でも繁殖するようになった。
●食べ物:雑食だが、主に昆虫などの節足動物を捕食し、木の実を食べることもある。
樹皮につかまり、縦横にこまかく移動しながら、表面からつまみとったり、つついて小さい穴を開け、長い舌を隙間や昆虫の掘った穴に差し入れて捕食する。

コゲラは「ギーギー」と
特徴的な鳴き声でお互いを確認
しています。
この鳴き声で、あ!コゲラが来た!
とわかります。
ガビチョウ

天王森泉公園にて撮影
この日は、せせらぎの斜面で
ガビチョウとシロハラが、
ごそごそごそごそと
枯葉の上を歩き回っていました。
なかなか姿を現してくれなかったのですが、
水浴びに出てきてくれました。
白いアイラインが派手です!
外来種で特定外来生物に指定されており、
日本の侵略的外来種ワースト100定種
にもなっているそうです。
●和名:ガビチョウ(画眉鳥)
●目名・科名:スズメ目チドリ科
●大きさ:約22~25cm
●生活型:留鳥
●生息地:日本では里山など、人家に近い低山の雑木林が主な住みかで、営巣場所もそうした藪の中であるが、河原でも生息しており、民家の庭の木をソングポストにして囀っていることもある。
●食べ物: 地上採食性で、地上を走り回って昆虫や果実を食べる。
●鳴き声:かなり大きな音色で美しく囀る。
ウグイスやキビタキ、オオルリ、サンコウチョウといった他種の囀りをまねることがある。
参照:ウィキペディア
派手な鳴き声のガビチョウ。
住処がウグイスと同じことから、
当初、ウグイスの住処を
奪ってしまうのではないか?と
心配されました。
最近は、その心配はなさそうだ。
という結論になっているそうです。
天王森泉公園でも、
ウグイスもよく鳴いていて
数も減っていないように感じます。
ウグイスの鳴きまねをして
仲良く共存しているのでしょうか?!
エナガ

天王森泉公園にて撮影
この日かろうじて撮れた
エナガの写真。
エナガもかわいいので、
たくさん写真を撮りたいのですが、
木の高いところにいることが多くて
枝被りの写真ばかりです(^_^;)
エナガについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
カワセミ

和泉川にて撮影
ジョウビタキのオスと
同じエリアをテリトリーにしている
カワセミのオス。
このカワセミ君とも
よく会います。
草や木が茂っていない冬場。
カワセミとの遭遇率は約90%。
高確率出会うことができます。

このカワセミ君は
魚を取るのも上手で、
狩りをするところにもよく出くわします。
大きな魚をくわえている姿にも
何度も出会いました。

カワセミはいつ出会っても
嬉しい鳥の一つです(^^♪
カワセミについて詳しくはこちらをどうぞ。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
***
以上、1月に写真に撮れた
鳥さんたちでした。
他にも、冬鳥の
シロハラに何度も出会ったのですが、
まだ写真に撮れていません。
鳥たちが見やすい冬シーズンは
始まったばかり!
これからが楽しみです(*^-^*)
参考文献
