毎月第一火曜日に開催されている
天王森泉公園の生き物観察会。
私も毎回ボランティアとして参加しています。
11月は5日に行われました。
whispering-of-trees.hatenablog.jp
このつづきで、
田んぼから境川遊水地で見られた
生き物たちをご紹介します。
植物
アキノエノコログサ

エノコログサによく似ていて混同されることも多いが、一回り大きく、穂が長くて垂れるのが特徴である。
アキノエノコログサは、
小穂の粒が大きそうです。
エノコログサ属の植物は
日本には10種ほどあるらしいです。
ツユクサ(露草)の実と種

夏の初めから次々と咲き続けて
楽しませてくれたツユクサ。
実を観察するのは初めてでした。
写真は外側の殻が半分とれた状態です。
2室に4つの種が入っているそうです。


こちらの写真は
ツユクサの種が落ちた後です。
来年もたくさんのツユクサが
楽しめそうです!
ジュズダマ(数珠玉)

水辺に生育する大型のイネ科植物の一種である。
東南アジア原産。
郊外の水辺などに生える野草で、草丈1 - 2メートルほどになる。
実は硬くて光沢があり、昔はつないで数珠の玉にした。
食用品種をハトムギと呼ぶ。
最近はジュズダマが減っているようです。
空き地自体が減っているからかもしれません。
昔は、空き地がたくさんあって
よくジュズダマが生えていて、
お手玉の中身にしたのを覚えています。
カントウヨメナ(関東嫁菜)

関東地方限定の野菊で日本の在来種です。
野原、あぜ、水辺など、
日当たりがよく
やや湿ったところに生えます。
地下茎を横に張り巡らせながら増えるため、
群生していることが多いようです。

一つ一つの種の先に冠毛という
綿毛があるのですが、
ヨメナが0.5mmほどなのに対し、
カントウヨメナは0.25mmくらい
なのだそうです。
総苞というおわん型の入れ物に
きれいに盛り付けられているような
種です。
関東地方に住んでいると、カントウヨメナは最もよく見かけるなじみ深い野菊のひとつです。
そのためなかなか意識しづらいのですが、じつは世界的に見ると、日本の関東地方周辺だけにしか自生していない激レアな野草なのです。
ヨメナの仲間は地域によって生える種類が異なっており、東海以西の西日本にはヨメナが、九州南部から沖縄にはコヨメナが生えています。
世界的に見ると、
激レアな野草なのですね!
意識すると、ありがたさが増しますね。
オモダカ(面高)の実

水田や湿地、ため池などに自生します。
夏の間、田んぼで
おもしろい形の葉っぱと
さわやかな白い花を咲かせて
楽しませてくれていたオモダカ。


初めて実を見ました。
平たい種が集まって
丸い形になっています。

触るとボロボロ~っと崩れました。

三角形の種なんですね。
ヌカキビ(糠黍)

10月の観察会では緑色だったヌカキビ。
少し紫色がかった茶色になっていました。
秋も深まった感じで趣があります。

イネ科キビ属の一年草。
マルバアサガオ(丸葉朝顔)

熱帯アメリカ原産。
道端や荒れ地などに生えます。
このマルバアサガオは田んぼのわきの
道端に生えていました。
国内には1700年代に観賞用として渡来しました。
定番種のアサガオの葉が3つに裂けるのに対し、丸っこいハート形であることから、マルバアサガオと呼ばれています。
アサガオの仲間は種類によってがくのかたちが異なるため、それが重要な識別ポイントとなります。マルバアサガオの場合、幅広で短めのがくで、先は少し丸みを帯びます。
萼の形までチェックしていませんでした。
次回よく見てみようと思います。
昆虫
ハラビロカマキリ

館の垣根にいたハラビロカマキリ
カマキリ目カマキリ科
大きさ:45~68mm
分布:本州、四国、九州、南西諸島
出現期:7~12月
街中~低山の林縁。
木がまばらな公園にも生息。
樹木やつる植物の大きな葉の上などで見かける。
(日本の昆虫1400より)
この垣根の上でムラサキシジミなどの
チョウを待ち伏せしていると
生き物マスターのYGさんが
教えてくれました。
コバネイナゴ

バッタ目バッタ科
大きさ:18~34mm
分布:北海道、本州、四国、九州
出現期:7~12月
平地~山。
ハネナガイナゴに似るが、前翅は腹端に達しないことが多い。
長翅型も出現するので、オスは腹端背面の形、メスは腹下面にトゲがないことで識別する。
(日本の昆虫1400より)

おもしろい顔~
大きい下側がメスで
小さい上に乗っているのがオス
なのだそうです。

チャバネセセリ

チャバネセセリ
セセリチョウ科のチョウ。
大きさ(前翅長):13~21mm
分布:
東アジアからオセアニアにかけての暖地に分布する。
日本周辺では亜種P. m. oberthueri が本州(越冬は関東沿岸部・中部地方以南の暖地)から南西諸島にかけて分布する。
日本各地で普通に見られるが、個体数はイチモンジセセリほど多くない。
生態:
草地や公園、田畑といった平地から中山部にかけての開けた場所や疎林に多い。
年3~4回、6~11月ころに発生する。
関東地方では秋に多く発生する。
幼虫で越冬する。
幼虫の食草:
イネやススキといったイネ科の植物や、タケ科やカヤツリグサ科の植物。
(参考資料:ウィキペディア)
まるで金色のお花畑の中で
蜜を吸っているみたいで、
素敵な光景でした(^^♪

鳥
アオサギ

ペリカン目サギ科の鳥
全長:89~99cm
分布:ヨーロッパからアジア・アフリカ大陸
本州・四国では周年生息する(留鳥)
魚類、両生類、爬虫類、昆虫などを食べる。
(参考資料:ウィキペディア)

ゴイサギ幼鳥

私の写真は暗いです(;^_^A

幼鳥は上面が褐色の羽毛で被われ、黄褐色の斑点が入る。
この斑点が星のように見える事からホシゴイの別名がある。
ペリカン目サギ科の鳥
体長:58~65cm
分布:アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア、日本、フィリピン、マダガスカル
日本では下記に北海道に飛来(夏鳥)するか、本州以南に周年生息する(留鳥)。
冬季に南下する個体もいる。
河川、湖、池沼、湿原、水田、海岸などに生息する。
単独もしくは小規模な群れを形成して生活する。
夜行性。
昼間は水面に張出した樹上などにひっそりと休む。
食性:動物食で、両生類、魚類、昆虫、クモ、甲殻類、鳥類の卵や雛などを食べる。
夜間水辺を徘徊しながら獲物を捕食する。
カルガモを捕食した例も観察されている。
(参考資料:ウィキペディア)
私は、ホシゴイを初めて出会えて
感激しました(*^-^*)
ダイサギ

ペリカン目サギ科の鳥。
体長:90cmほど
分布:世界の熱帯・温帯に広く分布するが、温帯のものは冬になると温かい地方へ移動する。
ほぼ一年中観察される。
食性:水田や川、湖沼などで、魚、両生類、爬虫類、昆虫、さらには哺乳類や鳥類までも捕食する。
(参考資料:ウィキペディア)
カワウ

この木はいつもカワウたちでいっぱいです。
カツオドリ目ウ科の鳥。
体長:約82cm
分布:アフリカ大陸、ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、ニュージーランド、北アメリカ大陸東部沿岸、グリーンランドの一部など広い範囲に分布する。
日本では主として本州、四国、九州に繁殖地があり、留鳥(または漂鳥)として生息する。
主に河川部や湖沼などに生息する。
食性:ほとんどが魚類
(参考資料:ウィキペディア)
オナガ(尾長)

集団でにぎやかに鳴いていました。
スタイリッシュなきれいな鳥です✨
スズメ目カラス科の鳥。
体長:34~39cm
分布:ユーラシア大陸の東西両端の2つの離れた地域に分かれて分布する留鳥である。
分布の一方はロシア東部、中国東部、日本など東アジアで、もう一方はイベリア半島の一部ある。
生態:平地から低山地の比較的明るい森林や竹林を好み、森林に近接する市街地などでも見られる。
ある範囲を行動圏として縄張りの様に保有し、年間を通じ同一の個体で構成される群れ(家族群)を作り生活している。
食性:雑食で、昆虫、果実、種子等を常食し一部は貯食する。
(参考資料:ウィキペディア)
カワセミ(翡翠)

カワセミ♀
この日は和泉川でカワセミたちが
にぎやかでした!
3羽のカワセミたちが鳴きながら
行ったり来たりしていました。
何していたんだろう?

カワセミ♂
体長:16~20cm
分布:ヨーロッパおよびアフリカ北部からインド、東南アジアにかけて分布し、広い分布域の中でいくつかの亜種に分かれている。
日本では北海道で夏鳥だが、ほかの地域では留鳥として一年中見ることができる。
生態:海岸や川、湖、池などの水辺に生息し、公園の池など都市部にもあらわれる。
古くは町中でも普通に見られる鳥だったが、高度経済成長期には、生活排水や工場排水で多くの川が汚れたために、都心や町中では見られなくなった。
近年、水質改善が進んだ川では、東京都心部でも再び見られるようになってきている。
食性:魚類、水生昆虫、甲殻類、両生類など
(参考資料:ウィキペディア)
水質が改善してから、
和泉川でもよく見られる鳥です。
観察会でもほぼ毎回見られます。
いつ出会ってもきれいで嬉しくなります。
エナガ(柄長)

10~20羽の混群に出会えました。
生き物マスターのOさんによると、
エナガは家族で群れになっていますが
他の鳥たちはつがいなので、
混群のベースはエナガなのだそうです。
つまり、エナガの家族の群れに
他の鳥たちのつがいが参加して
いるのだそうです。

たくさんのエナガがいました!
うれしい~~~(*^-^*)
エナガは小さくてかわいいので、
観察会でも大人気です!


いろいろな姿を見せてくれました!
参加者みんな大満足でした!!!
エナガについてはこちらでも書いています。
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マガモ(真鴨)

カモ目カモ科の鳥。
体長:50~65cm
分布:
北半球の冷帯から温帯に広く分布し、北方で繁殖するものは冬季は南方への渡りを行い越冬する。
日本では、亜種マガモが冬鳥として北海道から南西諸島まで全国的に渡来する。
北海道と本州中部の山地では少数が繁殖する。
生態:
非繁殖期は、湖沼、河川、海岸に生息する。
群れを形成して生活する。
越冬中の10月末から12月につがいを形成し、春には雌雄が連れ立って繁殖地へ渡る。
繁殖期は湖沼、池、湿地の周辺の草地などに生息する。
食性:
植物食が主の雑食。
水草の葉や茎、植物の種子、貝などを食べる。
水面を泳ぐのは上手だが潜れず、水中に首を突っ込んだり逆立ちしたりしてエサをとる様子がよく見られる。
(参考資料:ウィキペディア)
私はマガモが冬鳥だということも
知りませんでした(;^_^A
いつもいるものだと思っていたので、
夏に閑散とした境川遊水地に
唖然としてしまいました。
写真のマガモさんたちは
つがいでしょうか。
ヒヨドリ

スズメ目ヒヨドリ科の鳥。
体長:27~29cm
雌雄同色
分布:
日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部(ルソン島)に分布する。
日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られるが、ほかの地域での生息数は少ない。
生態:
里山や公園などある程度樹木のある環境に多く生息し、都市部でも見られる。
食性:
果実や花の蜜を食べる。
繁殖期には果実に加え昆虫類も多く捕食する一方、非繁殖期のエサは果実(センダンやイイギリ、カキ、ヘクソカズラなど)がほとんどである。
ツバキなどの花の蜜を好む。
(参考資料:ウィキペディア)
10月の観察会では
集団で水浴びする姿が見られました。
去年は見晴らしの丘のこぶしの花が
ヒヨドリに食い尽くされました!
その時の記事はこちら
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オオバン

ツル目クイナ科の鳥。
体長:32~39cm
分布:
アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、アイスランド、イギリス、スリランカ、日本、フィリピン
日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)。
生態:
湖沼、湿原、水田などに生息する。
食性:
植物食傾向の強い雑食で、主に水生植物を食べるが魚類、鳥類の卵や雛、昆虫、軟体動物なども食べる。
(参考資料:ウィキペディア)
オオバンという名前は
バンよりも大きいことからだそうです。
泳ぎはバンよりも上手とのこと。
都道府県によってはレッドリストに
登録されているところもあるそうです。
私は、初めて見たとき
カモの仲間かと思っていました。
なので、陸上を歩いている姿を見たとき
衝撃を受けました!
クイナの仲間だと知り、納得しました!
その時の記事はこちら→ オオバン
カイツブリ

私も撮ったのですが、
遠すぎてボケボケでした。
体長:25~29cm
分布:
日本では、本州中部以南では留鳥として周年生息するが、北部や山地のものは冬に渡去することから、北海道や本州北部では夏季に飛来する夏鳥となる。
生態:
流れの緩やかな河川、湖沼、湿原などに生息する。
主に水上で生活して、ほとんど歩くことはない。
食性:
主に動物食で、魚類、昆虫、甲殻類、貝類などを食べる。
(参考資料:ウィキペディア)
潜水上手なカイツブリ。
目が点なのが印象的です。
***

みんなでエナガや混群を
観察しているところです。
観察会では人間を写すことが
なかなかないので、
こういう写真ありがたいです。
冬になってきて
鳥がたくさん見られるようになって
うれしいです(*^-^*)
***
私は見ていないけれど、
参加者の方が見た鳥をご紹介します。

Kさんより

Kさんより

Kさんより

Kさんより
よく見かける鳥なので、
ついついスルーしてしまいます(^_^;)

Kさんより
今回もとても充実した
生き物観察会でした。
参加された皆様に感謝🌟
生き物たちに感謝🍀
来月は12月3日(火)
開催予定です。
詳しくは天王森泉公園のホームページを
ご覧ください。